「ビスタプリントで名刺を作ろう」と検索してこのページにたどり着いた方へ。先に結論をお伝えします。
ビスタプリントの日本でのサービスは、2022年8月31日で終了しました。2022年7月14日に発表されたもので、いま日本語サイトから注文することはできません。
ビスタプリントは2014年に写真プリント大手のプラザクリエイトとの合弁で「ビスタプリントジャパン」を設立して日本に参入し、8年で撤退した形です。
この記事はもともとビスタプリントの紹介記事でしたが、いま名刺を安く作るならどこがいいかという内容に全面的に書き直しました。副業・ブログ用の名刺を実際に作る前提で、料金と使い勝手を比べています。
結論:用途別におすすめは3つ
| こんな人に | おすすめ | 100枚の目安 |
|---|---|---|
| とにかく安く | プリントパック | 430円(税込・送料込) |
| デザインも自分で作りたい | Canva+ネット印刷 | デザイン無料+印刷代 |
| 急ぎで欲しい | ラクスル | 1営業日出荷で1,334円(税込) |
1. プリントパック:価格だけなら圧倒的
公式サイトにこう書かれています。
「名刺100枚の最安価格(税込430円)も送料込みはプリントパックだけ」
「100部391円(税別)(430円 税込)送料込みの価格でご利用いただけます」
100枚430円、しかも送料込み。ネット印刷は「本体は安いが送料で逆転する」ことが多いので、送料込みでこの価格は強いです。
さらに取材時点ではマットコート・上質紙 100部330円(税込)というキャンペーンも出ていました。キャンペーンは入れ替わるので、注文前にトップページを見てください。
弱点は入稿のハードルです。基本的に自分でデータを作って入稿する前提なので、IllustratorやCanvaで完成データを用意できる人向けです。「テンプレートに文字を入れるだけ」で済ませたい人には少し不親切に感じるかもしれません。
2. ラクスル:納期で価格が変わる仕組み
ラクスルの特徴は「急ぐほど高い、待てるほど安い」という料金設計です。通常サイズ・マット紙・両面カラー100部で、公式の料金表はこうなっていました。
| 納期 | 100部の価格(税込) |
|---|---|
| 1営業日出荷 | 1,334円 |
| 2営業日出荷 | 1,040円 |
| 3営業日出荷 | 499円 |
1営業日と3営業日で835円、2.7倍の差があります。名刺は「明日必要」ということがまずないので、3営業日を選べば499円。これならプリントパックとも十分張り合えます。
急に必要になったときに1営業日で間に合わせられる選択肢がある、というのがラクスルの価値です。
3. Canva:デザインで悩む人はここから
「安さより、そもそもデザインが作れない」という方は、Canvaでデザインを作ってからネット印刷に入稿するのが一番ラクです。
- 名刺テンプレートが大量にあり、文字を差し替えるだけで形になる
- 無料プランでも十分作れる
- PDFで書き出せるので、プリントパックにもラクスルにも入稿できる
- Canvaから直接印刷を注文することもできる
ビスタプリントの良さは「テンプレートを選んで文字を入れれば注文まで完結する」手軽さでした。その部分を引き継いでいるのは、いまはCanvaだと思います。
副業・ブログ用の名刺で、実際に必要なこと
ここからは価格の話ではなく、実際に作るときの中身の話です。副業やブログの名刺は、会社の名刺とは載せるものが違います。
載せるもの
- ハンドルネーム(本名を出すかは要検討。出さない選択も普通です)
- サイト名とURL
- QRコード(URLを手で打つ人はまずいません)
- SNSのアカウント名
- 何をしている人か、ひとこと
載せないほうがいいもの
- 自宅の住所:不特定多数に渡すものなので、書かないのが基本です
- 個人の携帯番号:連絡はメールかSNSのDMに寄せるほうが安全です
- 勤務先の情報:副業の名刺に本業を混ぜると、思わぬところで話がこじれます
QRコードは必ず入れてください。これがあるかないかで、渡したあとに実際に見てもらえる率がまったく違います。CanvaにはQRコード生成機能があるので、デザインの中に直接埋め込めます。
枚数はどれくらい作ればいい?
結論から言うと、最初は100枚で十分です。
500枚や1,000枚のほうが1枚あたりは安くなりますが、副業の名刺は肩書きもURLもSNSも変わります。「Xのアカウント名を変えた」「サイトのドメインを変えた」となった瞬間、残りが全部使えなくなります。
100枚430円なら、内容が変わっても刷り直せばいいだけです。安さより身軽さを優先したほうが、結果的に損をしません。
まとめ
- ビスタプリントは2022年8月31日で日本のサービスを終了しています
- 価格重視ならプリントパック(100枚430円・送料込)
- 急ぐならラクスル。ただし3営業日まで待てるなら499円まで下がります
- デザインが不安ならCanvaで作って入稿。ビスタプリントの手軽さに一番近いのはここです
- 自宅住所と携帯番号は載せない。QRコードは必ず入れる
- 最初は100枚。肩書きもURLも変わるので、大量に刷らない
名刺は「作ること」自体が目的になりがちですが、渡す機会がないと意味がありません。ブログ運営者向けのイベントやオフ会に出る予定ができてから作る、くらいの順番でちょうどいいと思います。
※価格・キャンペーン・納期は2026年8月時点で各社公式サイトに掲載されていた内容です。用紙や加工の条件によって変わりますし、頻繁に改定されます。注文前に必ず各社の公式サイトで最新の料金をご確認ください。


