大型で強い台風第13号(ドルフィン)が沖縄・奄美地方に接近し、暴風や高波、大雨への厳重な警戒が呼びかけられている。気象庁の発表によると、台風は7日朝の時点で沖永良部島付近を西北西に進んでおり、奄美大島や沖縄本島の一部はすでに暴風域に入った。速度が遅いため荒天が長引く恐れがあり、線状降水帯の発生も懸念されている。
現在の位置と勢力
気象庁および日本気象協会(tenki.jp)の発表(7日8時現在)によると、台風13号は沖永良部島の東南東約50kmを西北西へ20km/hの速度で進んでいる。中心気圧は950hPa、中心付近の最大風速は40m/s、最大瞬間風速は55m/sで、「強い」勢力を保ったまま「大型」の暴風域・強風域を伴っている。15m/s以上の強風域は北東に700km、南西に560kmに及び、25m/s以上の暴風域も北東に330km、南西に185kmと広範囲に広がっている。
これに先立ち、奄美大島は7日未明(1時2分)に、沖縄本島の一部も同日明け方(4時53分)に暴風域に入ったとの速報が発表されている。
今後の進路予報
気象庁の予報(7日6時50分発表)によれば、台風は今後も西よりに進み、8日6時には久米島の北西約110kmに達する見込み。その後も「強い」勢力を維持したまま沖縄本島の南を西進し、9日3時ごろには東シナ海に達するとみられる。10日以降は中国大陸方面へ進みながら次第に勢力を落とし、11日3時には華中付近で温帯低気圧化に近い状態(中心気圧990hPa、最大風速18m/s)になると予想されている。ただし、台風の中心は予報円の中心を結ぶ線上を必ずしも通過するわけではなく、進路にはなお不確実性が残る。
警戒・注意事項
7日9時25分時点で、鹿児島県と沖縄県には暴風警報が、愛媛県・高知県・大分県・宮崎県・鹿児島県・沖縄県には波浪警報が発表されている。宮崎県・鹿児島県・沖縄県では大雨に、九州各県や近畿・四国地方の一部では強風・波浪・雷などの注意報も出されており、影響は九州から沖縄・奄美の広い範囲に及んでいる。
気象予報士の解説によれば、7日は沖縄・奄美地方で線状降水帯が発生するおそれがあり、長時間にわたる暴風と高波への警戒が必要とされている。台風の進行速度が遅いことから、8日にかけて土砂災害や低い土地の浸水にも厳重な警戒が呼びかけられている。沖縄・奄美地方では9日ごろにかけて、うねりを伴う猛烈な高波が続く見込みで、海岸付近には近づかないよう注意が求められている。
まとめ
台風13号(ドルフィン)は大型で強い勢力を保ったまま沖縄・奄美地方に接近しており、暴風・高波・大雨による被害のおそれが高まっている。今後、東シナ海を経て中国大陸方面へ進みながら次第に勢力を弱める見通しだが、直接の影響を受ける地域では引き続き最新の気象情報や自治体からの避難情報に注意し、不要不急の外出を控えるなど早めの備えが求められる。
※この記事の情報は2026年8月7日午前9時台の気象庁・日本気象協会(tenki.jp)発表に基づく速報です。台風の進路・勢力は今後変化する可能性があるため、最新情報は気象庁等の公式発表をご確認ください。
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